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Novil Cup 2019

新しいルーティンが吉!? 伊藤誠道が充実のプレーを披露!

伊藤誠道が5バーディ、1ボギーの4アンダー68でラウンドし、首位と2打差の好位置につけた。
このオフは体のトレーニングだけでなくスイング面のレベルアップをはかってきた。
「一昨年の11月くらいから取り組んでいることが、やっとできてきたかなと言う感触を持っています。今日は自分の中では取りこぼしたところもいくつかあるけど、比較的落ち着いてプレーできたかなと」。
スタートホールで3パットのボギーを叩き、後半の1番パー5でも3パットだったが、それでも冷静さを失わなかった。いい意味で開き直り、自身のゴルフと向き合うことができている証拠だ。
今年の伊藤はいつもと開幕戦への入り方を変えている。例年は地方トーナメントを何試合かこなしてからこの開幕戦に臨んでいたが、今回はこれが初戦とのこと。
「今までのやり方だと課題が色々とみつかって、それが良くも悪くも、気にしている状態で試合に入っていたので、何か小さいゴルフしかできていなかったんです。それが今年はまっさらな状態なので、良いか悪いかもわからない状態でゴルフができているのが良いんだと思います」。
また、伊藤は1週間前にエースパターのシャフトをチェンジしている。3週間ほど前にたまたま手にしたパターのシャフトの感触が良くて、思い切ってシャフトを替える決断をした。
プロにとってエースパターを替えることはかなり勇気のいること。しかも開幕の1週間前となればなおさらだ。それができるのも、変なこだわりが今の伊藤には無いからかもしれない。今年こそは進化した新しい伊藤誠道を見せてもらいたい。

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