記事

ファイナルQT 下関ゴールデンゴルフクラブ 2023

10バーディ、ノーボギーの62!砂川公佑が単独首位スタート

山口県の下関ゴールデンゴルフクラブを舞台にファイナルQTの大会1日目が行われた。

好スタートを切ったのは砂川公佑。持ち味のパッティングが面白いように決まり、10バーディ、ノーボギーの完璧な内容にホールアウト後は笑みが溢れた。

今季はレギュラーツアーに13試合出場して予選通過が6試合。途中からは予選通過ラインばかりを気にするゴルフになり、それがゴルフの歯車を狂わせる要因になってしまった。

「本来はパッティングが得意なんですが、予選通過ラインを気にするゴルフをしている内に、ショットの調子がおかしくなり、それがパッティングにまで影響してしまって」。

 

そんな反省を踏まえて挑んだサードQTは11位でクリア。その際に、パッティングの感覚を取り戻すきっかけがあった。

「師匠(寺西明プロ)からパターをもらって、それがしっくりきて、サードQTでもパッティングが本当に決まってくれたんです」。

そのパットがこの日も引き続き好調。砂川曰く、アドレスした時のしっくり感があり、狙ったところにきっちり出せている確信が持てるようになったとのこと。入らないのはラインの読み違いと思えるようになったことが、本来のストロークを取り戻す要因になった。

明日も持ち味のパッティングを武器に、さらにスコアを積み重ねたい。

 

また、注目の池田勇太は5アンダー67でラウンド。プレーの内容には可もなく不可もなくと言った感じだが、それでも好スタートであることに間違いない。初めてのコースだが、明日以降、徐々にマッチしてくる可能性は大いにある。