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好感度爆上がり。初出場の鍋谷太一が初日4アンダー(NZオープン)※U-NEXTでライブ配信中です

上々発進で、好感度も爆上げだ。
プロ14年目の鍋谷太一(なべたに・たいち)が、豪州とアジア共催の「ニュージーランドオープン Presented by Sky Sport」で、午前組の日本勢の中ではもっともスコアが良い4アンダーで回ってきた。 

スコア速報中です

自身にとっての今季の初戦。
1月末に、アメリカのロスで1週間のラウンドキャンプを張り、感覚を養ってきたといっても調整途上は否めない。

この日のラウンドはどちらかというと、落としどころが狭いリマーカブルコースだ。


    「特にドライバーのティショットがしんどかった。6、7回持ちましたけど、1回しかフェアウェイをキープできなかった」と苦戦しながら、その分、フェアウェイウッドを活用してスコアをメイク。

    前半の10、12番バーディ先行しながら、ドライバーで池に入れた14番と、18番の3パットボギーは痛かったが、後半すぐ1番、2番で連続バーディ。
    「それで前半の分が帳消しになった」と、気をよくして4番と、6番では1.5メートルにピタリとつけてバーディ。
    4アンダーの「67」で回って来ることができた。

    一昨年の「カシオワールドオープン」で、初優勝を飾り、昨年の本大会で嬉々として初エントリーを申し出ていたが、直前にキャンセルしていた。
    「腰を痛めてしまったんです。みなさんからめっちゃいいところと聞いていて、行ってみたいと思っていたのに。昨年はすごい残念で…」。

    1年越しでこぎつけた初めてのニュージーランドは、入国から評判以上の連続だ。

    「まず税関の人。めっちゃいい人。ニュージーランドはいい人ばっかりちゃうんかな」と、信じて疑わないままコースに来れば、今度は絶景に絶句。
    「山がめちゃくちゃ雄大で、コンディションも信じられないくらいきれいでフェアウェイがグリーンみたい」。

    ご飯もどれも美味しくて、特に火曜日のウェルカムパーティでふるまわれたラムチョップの味といったら…。
    「僕、実はラムって苦手で、食べるか迷ったんですけど、癖が全然ないし、塊一気に5,6個食べた。今まで食べた中で一番美味しかった」と一転、好物に。

    「今回はキャディさんと来たけど、次は絶対家族と来たい。家族と来たら絶対楽しい」と、テンション爆上げで迎えた初日だった。
    アマチュアの方と回りながら競うプロアマ形式戦で、同組になったのが同じ関西出身の方というのもよかった。
    「気さくにしゃべってくれはって、すごく楽しかった」と上々発進で、同郷の同伴者を喜ばせることにも成功した。

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