もう一人のルーキーは宮崎県出身の丸尾怜央だ。2006年生まれの18歳で、この春に日章学園高校を卒業したばかり。昨年のファイナルQTでは71位と本人にとっては不本意な結果となったが、それを逆に奮起の材料と捉えて開幕に向けて調整してきた。
「初戦なので力まずゆっくり楽しめればと思っています。オフにしっかり練習はできたと思っているので頑張りたいです。目標はもちろん勝つことですが、来シーズンは不レギュラーツアーで戦うことを最大の目標にしています」。
若さゆえの失敗もあるだろうが、若さゆえの順応力の高さも持ち合わせているだけに、場数を踏むごとに成長することが予想できる。勢いのある2人のルーキーイヤーに注目するとともに、まずは初戦の戦いぶりと活躍に期待したい。