
「100万円は高いんじゃないか、とか最初はいろいろ言われましたけど、実際に来てくださった方はみなさん喜んでくださっている。それが良かった」と、安堵した。
プロアマの参加権を一般販売。さらにプレー希望のプロをオークションで落札でき、その収益が本戦の賞金と、運営費に充てられる本大会。
「今まで誰もやったことがない。まったく違うスキーム(仕組み)で出来上がったのが、この試合です」。
倉本は、プロアマ戦後に改めて開催の経緯と成り立ちを説明した。
大会発足のきっかけは、まず別の試合のプロアマ戦で、実業家で大会発起人の前澤友作さんと親しくなった石川遼(いしかわ・りょう)が、前澤さんに相談を持ちかけその後、改めて倉本も交えて面談。
その際に、従来の形でのトーナメント開催には懐疑的だった、という前澤さんから提案されたのが、今回の方式だった。