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中日クラウンズ 2025

今週、達成が期待される記録⛳片岡尚之が連続100試合目

今週の「中日クラウンズ」“達成が期待される記録”として、前週から報道陣の注目を集めていた。
片岡尚之(かたおか・なおゆき)がちょうど連続出場100試合目を迎える。 初日の組み合わせ




初日の第1打を打てば、宮本勝昌(151試合/110試合)と宮里優作(128試合)に続く、史上3人目の大記録が誕生する(データが残る85年以降の記録、下記参照)。

99試合目を戦った先週の新規開催「前澤杯 MAEZAWA CUP杯」では本戦直前に、10日に及ぶプロアマ戦に4日出場しながら、肩とアゴの痛みと発熱で、病院を3軒ハシゴ。

記録を意識するようになってから「毎試合ケガをしないように。細心の注意を払って出られる試合は全部出られるように」などと、万全で積み重ねてきたが、シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は出場枠が30人と少ないため、ただ健康でいさえすれば達成できるという種類の偉業ではない。

賞金ランキングでも常に20位前後で上位を維持して「毎年、JTに出られる順位にいられるということも嬉しい」と、いよいよ節目の今週も、楽しみにしている。

昨年大会は、大学後輩の米澤蓮(よねざわ・れん)に1打差の2位。


昨年大会のリベンジでもあります


「去年1打差で負けてる試合で100試合目っていう…。ちょうどメモリアルな試合になるので、優勝とかできたらいい記事になりそうですね」と、ニッコリ。
確かに、ツアー初優勝を飾った2021年の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」から続けてちょうど達成100試合目での通算2勝目ならこの上ない。


今オフに、昨年の結婚と今年2月の長男誕生を同時に発表したばかり。
愛息が来場した先週は、スタートティまで抱っこして歩くなどでれでれしていた。
27歳の新米パパが、和合に鉄人記録を刻んで新たな伝説を作る。

⛳連続出場記録(データが残る85年以降)
1位 宮本勝昌 151試合
「2006年アジア・ジャパン沖縄オープン」~「2011カシオワールドオープン」
2位 宮里優作 128試合
「2013年タイランドオープン」~「2018年レオパレス21ミャンマーオープン」
3位 宮本勝昌 110試合
「2014年インドネシアPGA選手権」~「2018年日本ゴルフツアー選手権森ビルカップShishido Hills」
4位 片岡尚之 99試合(★継続中)
「2021年JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」~2025年前澤杯 MAEZAWA CUP」
※現在、連続出場100試合以上は、3位の宮本までの3例のみ

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