第1回JGTOゴルフトーナメント功労賞の受賞者であり、２月１１日に９２才で逝去された故・中村寅吉氏の、社団法人日本プロゴルフ協会（ＰＧＡ）と社団法人日本女子プロゴルフ協会（ＬＰＧＡ）の合同による協会葬「中村寅吉　お別れの会」が４月２２日（火）都内のホテルで実施されました。

中村氏は、日本のゴルフブームの礎を築き、多くの方に愛されました。国内の試合でも日本プロゴルフ選手権４回、日本オープン選手権３回、関東プロゴルフ選手権３回、関東オープン選手権７回など、公式戦１７勝を含む通算３６勝をあげ、日本プロゴルフ協会副会長ならびに関東プロゴルフ協会会長を歴任すると共に、日本女子プロゴルフ協会の創設にも尽力し、初代会長を務めるなど、日本プロゴルフ界に残した功績は偉大で、ゴルフ界の第一人者でありました。

お別れの会は親族、ゴルフ団体の役員、ゴルフ関係者の代表ら約１８０名によって式典が行われ、参列者全員による黙祷、葬儀委員長を務めた松井功ＰＧＡ会長と樋口久子ＬＰＧＡ会長によって弔辞が述べられた。
その後は、参列者による献花、式典に続いて正午より多くのゴルフファンによる献花式が行われ、約２９０名が中村氏との別れを惜しみました。

中村氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。