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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2025

ACNツアーの今季2戦目『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』が明日開幕!

ACNツアー今季2戦目となる『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』が福岡県那珂川市の筑紫ヶ丘ゴルフクラブを舞台に、23日(水)から25日(金)の3日間の日程で開催される。

開幕前日となったこの日はプロアマ戦と公式練習日だったが、天候はあいにくの雨模様。さらに風の影響を受けて体感温度はかなり低い状況だった。そんな中でも各選手は明日の初日に向けて入念に調整を行なっていた。

 

今週の試合がACNツアーにおける今シーズンの開幕戦となる中山絹也もその一人。中山は、昨年のレギュラーツアーの賞金ランキングが87位。年間を通してレギュラーツアーに出場したものの思い通りの結果を残すことはできなかった。その要因の一つになったのがパッティングだ。

「年間を通して短いパットを外したのが10回以上あって、それが入っていたらもしかしたらシードもって思いました」。

もちろんゴルフにタラレバは禁物なことは中山自身もわかっているが、それでも悔やまれるほど短いパットを外してきた。

そんな中山のバッグの中に今週入っているのが長尺パターだ。

「ノビルの時にウェイティングだったんですが、結局あと一人で出ることができず。それで時間があったのもありますが、メーカーの人と相談して長尺を作ってもらったんです。実物を手にしたのは東建の前週の岐阜オープンだったんですが、意外と感じが良くて。それで今週から使ってみようかと思いました」。

生まれて初めての長尺。使い方も見様見真似で自己流で練習したそう。

岐阜オープンでは3位タイ。まずまずの結果を残せたが、レギュラーツアーの開幕戦では使用しなかったため、公式戦では初投入ということになる。

 

中山に写真を撮らせてもらおうとすると「目立たないようにお願いします」と苦笑い。長尺パターに対しては、ショートパットの問題点を解決してくれる可能性を十分に秘めていると感じながらも、いざ使うとなるやはり抵抗があるのも事実。中山だけが感じることではないだろうが、どこか恥ずかしさもある。ただ、結果を出してナンボの世界。昨年のレギュラーツアーでの悔しさを晴らすため、そしてレギュラーツアーでの優勝を目指すために新しい武器を手に中山にとってのACNツアー開幕戦が始まる。


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