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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2025

梅山知宏と山本大雅の2人が通算9アンダーで首位タイ!大混戦の最終日へ!

ACNツアー今季2戦目となる『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』の大会2日目が福岡県那珂川市の筑紫ヶ丘ゴルフクラブを舞台に行われた。

第1ラウンドの残りホールを早朝から12名がプレーした後に第2ラウンドが行われた。前日の天候とはうって変わって最高のゴルフ日和になった大会2日目。時折風は吹くものの、半袖でもプレーできるほどの陽気に誘われて好スコアが続出した。

 

通算9アンダーの首位タイには梅山知宏と山本大雅の2人。1打差の3位タイに櫛山勝弘、さらに1打差の7アンダーの4位タイに藤本佳則、松本将汰、鈴木海斗の3人がつける混戦模様になっている。

 

首位タイからスタートした梅山は前半をノーバーディ、ノーボギーと我慢のゴルフを強いられるが、本人に焦りはなかった。昨日のゴルフは昨日のゴルフと気持ちを切り替えて、新たな気持ちで望んでいる梅山。前日が良かったからと言っていい意味で期待値を上げることがないため、バーディが来ないことへの焦りを感じることはなかった。

そんな精神状態が後半の3連続バーディを呼び込んだ。首位タイでスタートして、普通ならばもっと伸ばしたいと焦るところだが、今はとにかく目の前の1打に集中して、自分がやるべきことをやるだけという強い信念を持ちフィールドに立っている。

周囲からも「優勝」の言葉は出る。もちろん最終日は緊張感も増すだろうが、その中でも自分のゴルフに徹することができる鋼の心を今の梅山は備えている。

 

一方、この日の午後スタートの最終組だった山本大雅は3アンダー10位タイからスタートして、この日6アンダー65をマーク。得意という100ヤード以内のショットを武器に今週は自信を持ってゴルフができているようだ。

ツアーへの本格参戦は今年が初めて。昨年はサードQTで敗退しているため、出場できる試合は限定的だが、訪れたチャンスをものにしたい気持ちは強い。ただ、優勝争い自体あまり経験が無いため、何が起こるかわからない最終日に不安もある。とにかく大好きなゴルフを楽しむことに集中したいと最高のプレーを終えた直後に最高の笑顔で答えてくれた。


 

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