第１ラウンドは７オーバーの78。145位タイからスタートした上野陸が、セカンドラウンドで10アンダー61をマーク。大会最少ストロークを2打更新し、新記録を樹立した。

しかも絶望視していた予選通過も約１００人抜きで達成した。

この日の上野は１イーグル、９バーディ、１ボギーの61。前日とは別人のようなゴルフを展開した。

「昨日は弟がプレーしていたんです。（笑）でも、昨日は天候も悪かったですし、流れも良くなかったですね。今日は諦めたというわけではないですが、ある意味で開き直ってできたのが良かったのかなと。序盤から長いのも入って、チャンスが来たら獲るみたいなのをいいリズムでできたかなと思います」。

上野は1999年生まれの25歳。東北福祉大を経て2021年にツアープレーヤーに転向している。今年は初のツアーメンバーとしてACNツアーを主戦場に戦う。

目標はもちろん優勝することだが、とにかく初めての本格的ツアー参戦ということもあり、いろんな経験を積みレベルを上げることを目指している。この日の10アンダー61は自己ベスト更新でもあり、このことも大きな経験値に加わることだろう。

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