４歳の時に父親の教えでゴルフを始める。高校（シンガポールスポーツスクール）時代に『フィリピン国際ジュニア選手権』『サウジャナアマチュアオープン』など多くの大会で優勝した。2014～15年の兵役を経て故郷のシンガポールから渡米。ワシントン州立大学に入った。大学ゴルフ部で活躍する一方、シンガポール代表としても『プトラカップ』優勝などの実績を残している。21年に大学を卒業し、同年11月にプロ転向。22年はアジアの下部ツアー、23、24年は中国で主にプレーした。日本のＱＴには22年に参戦した時はファーストで敗退したが、24年に再挑戦してファーストから順調に勝ち上がる。ファイナルでは初日66で首位タイ発進。以降は伸び悩んだが22位で終えた。「ニクラウス」の名はメジャー最多18勝を誇るジャック・ニクラウスに因んで父親が名付けたもの。自身の強みにはティショットやパッティング、メンタルを挙げている。